その際、SIMカードの変わり目には、
ミニSIM→マイクロSIM:iPhone 4
マイクロSIM→nano-SIM:iPhone 5
と、そこにはiPhoneの存在があった。
そして、各社その規格に追従する形で普及したのだが、そこには常に互換性の問題があった。
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1 検証するきっかけ
筆者は、nano-SIMカードを採用するauのiPhone 5を所持しているのだが、SIMロックフリーであるGoogle Nexus 5の購入を検討する際、上のSIMカードで通話が可能かどうか疑問を抱いていた。
また、Nexus 5を買う軍資金としてiPhone 5を売ることにしたため、とりあえずauで通話できる端末を用意する必要があったwしかし、auで販売されているAndroid搭載スマートフォンにて上のSIMカードを利用することができるのか分からなかった。
そこで、検証してみることにした。
※もちろんキャリア非公認、nanoSIM-micro-SIMアダプターを取り付けて、ということになる。
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2. 検証
2.1 検証場所と内容
協力していただいたのは、四条寺町を下ったところにある、じゃんぱら京都店の加藤さん(レシート記載のお名前で、おそらく間違いないかと)。iPhone 5を含む端末の査定をしていただいたのだが、金額面で向かいのドスパラ京都店の方が優っていたため買取に出せなかったにも関わらず、である。
もちろん事情を説明し、SIMアダプター(nano SIM CHANGER 300円)を購入して、ではあるが。
上から順に、nano-micro、nano-mini、micro-mini SIMのアダプター。
そして、ドスパラに出向いている間に、レベル2 SIMロックがかかっているか否か、おおよそ使えそうな機種を調べてくださっていた。
好感度MAX!ありがとうございました!
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検証内容は、通話のみ行なった。(LTE NETを契約していないとも言うw)
の3手順で確認を行なった。
nano-miniSIMアダプターを利用。SIMを認識しない。
■Xperia acro IS11S・・・「×」
nano-miniSIMアダプターを利用。G'z Oneと同様。
■Xperia acro HD IS12S・・・「×」
nano-miniSIMアダプターを利用。これもダメ。
■AQUOS PHONE SERIE SHL21・・・「○」
nano-microSIMアダプターを利用。起動時からアンテナピクトが立ち、通話も可能だった。
■Xperia VL SOL21・・・「○」
nano-microSIMアダプターを利用。AQUOS PHONE同様、通話が可能だった。
- 端末に(アダプタ使って)SIMカードを挿し、電源を入れる。この時点で通知エリアにSIMなし or 電波×マークの場合は、SIM拭き拭き&再起動。
- 起動後、「設定」→「端末情報」→「端末の状態」を開き、電話番号などが認識されているか確認する。起動時にアンテナピクトが正常であればほぼ電話番号を認識できている。
- 別の携帯電話からnano-SIMの番号宛に電話をかける
の3手順で確認を行なった。
2.2 検証結果
■G'z One IS11CA・・・「×」nano-miniSIMアダプターを利用。SIMを認識しない。
■Xperia acro IS11S・・・「×」
nano-miniSIMアダプターを利用。G'z Oneと同様。
■Xperia acro HD IS12S・・・「×」
nano-miniSIMアダプターを利用。これもダメ。
■AQUOS PHONE SERIE SHL21・・・「○」
nano-microSIMアダプターを利用。起動時からアンテナピクトが立ち、通話も可能だった。
■Xperia VL SOL21・・・「○」
nano-microSIMアダプターを利用。AQUOS PHONE同様、通話が可能だった。
2.3 考察
今回の検証で登場した端末と利用可否には共通点が見られる。それは、- nano-miniSIMアダプターを利用した端末は3G通信端末
- nano-microSIMアダプターを利用した端末はLTE通信端末
ということである。ただし、利用可否が
- 3G通信端末のように「プランZシンプル」のような契約プランを結ぶものとLTE通信端末のように「LTEプラン」のような契約プランを結ぶもの
による差なのか、
- nano-SIMカードとmini-SIMカード、micro-SIMカードの接点端子の位置の違い
による差なのか検証ができない。
もっとも、au Micro ICカード(micro au ICカードではない)を採用する端末はほとんど?すべて?がLTE通信対応機種であり、mini SIMカードを採用するLTE通信端末がないため、検証のしようがないのだが。
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3. 結局
- SERIEがぼてっとした形状で常に持ち運ぶにはちょっと・・・な端末であった
- (ドコモの)Xperia AXを所持しており、バッテリーの使い回しができる(バッテリー型番:BA800)
- 再度買取に出す際より高値で売れそうだった
- ケースを付ければピンクなんて気にならない(焦り)
くらいかな。
コンディションは、ほぼ新品状態(画面、背面のフィルム、シールが貼られた、未使用の状態)で、価格は12,800円(通常15,800円、週末限定3,000円引き)だった。安い!
でも、ケースを買うのを忘れた(;´Д`)
Nexus 5が届いたら、そっちでも検証してみよう。そして使えた暁には勝利を刻m・・・もとい、VLを売りに出そうw
前にも調べたが、今一度wikipediaで調べ直した情報によると、サイズ以外にもau ICカード(SIM)にはいくつかバージョンがあり、それでも違いがあるようです。
返信削除現代では利用できなくなり機種変更が迫られていたW43CA等のガラケーのSIM対応したてくらいな頃から利用されているSIM(オレンジタイプ)はver.001だそうで、NFCサービス未対応だそう。私はW43CAからのSIMユーザーでこちらを利用しています。
その次に茶と白のストライプのver.002が出たようで、新しい周波帯というかに対応していない前述の機種変更が迫られた端末では利用できないそう。
そして、サイズが小さくなりmicroになると、LTE対応用と未対応用で異なりそれぞれはLTE対応用はLTE対応端末、未対応用は未対応端末でしか利用できないそう(前述のver.002と変換により互換があるそう)で、nanoについてはLTE対応用と同じ扱いとのこと。
長々と書きましたがつまりはLTE対応用なので未対応端末にさしても利用できなかったということですね。
nexusにsimを差してみた記事と共に突然の書き込みなうえ長文で失礼しました。
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削除伺います。iphone5s水没で非正規修理店で「修理不可」の結論です。ケアプランの加入もなく、appleサポート修理で28,000円超(税込)なのですが、それでも少々懐に響くので、SHL21の端末を購入してアダプターを介してsimカードを挿して使おうと思っています。(使用可の情報ありがとうございます。)そこで伺いますが、SHL21のロック解除はauショップで必須になりますでしょうか?よろしくお願いします。
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